男性が女性のしぐさの中でもっとも魅力を感じるのは、髪を掻き揚げる行為です。女らしさを感じさせます。いくつかのリサーチでも同じように書いています。
このようなしぐさ・行為をボディーランゲージと言います。
今から40年以上前に読んだ本の中に、「ボディーランゲージ」という1冊がありました。そこに書かれていた内容と、その後仕事の上で経験した事例を参考にして、コミュニケーションのひとつであるボディーランゲージについて少々私見を述べたいと思います。
皆さんは椅子に座ったとき、無意識に足を組んでいませんか?
お見合やデートのときに知らず知らずのうちに、足を組んでいると思います。足を組む行為は別に悪いわけではありませんが、ここで重要なのは足の向きなのです。
上半身は相手に向けていますが、足は別の方向に向けている。よくありますね。相手から見ると、あなたの話に興味がありません。または反対の意見です。と受け取られかねない行為です。
上に乗せた足の内モモを、相手に向けると好印象を得られます。鏡の前でやってみてください。あなたの話に私は興味がありますと、体で答えているのです。
お見合いで話に夢中になると、人は身を乗り出して会話に加わります。相手に接近するのです。
お相手に興味があれば、相手が話している最中に、テーブル越しに少し身を相手に近づけます。これもボディーランゲージです。
腕を組むしぐさは精神を内側に向けている状態です、お相手に対して良い印象は与えません。特に男性に多い行為です。女性に腕を組まれたら、何か怒っているんじゃと勘ぐりますが、男性は平気で腕を組んでしまいます。
男性は目を見詰め合って会話をしません。けんかをする、重要な話をするとか、難しい交渉などは、相手の目を直視しますが、普段は目をたまにそらしながら、会話をします。
しかし女性との会話でこれをやりますと、“私の話を真剣に聞いていない”と、誤解され、誤ったシグナルを送る結果となり、せっかくのお見合い・デートも失敗してしまいます。
あなたのことが好ましいと思えば、手をつないで歩いたり、腕を組んで歩いたりします。これも立派なボディーランゲージです。口には出さないけれど、体がそのように行動します。
人とのコニュニケーションは言葉だけではありません。お見合いの場、デートの場面でボディーランゲージをうまく使えれば、話す言葉の何倍もお相手に自分の意思や気持ちがうまく伝わります。
男女が会話をしている場面に遭遇したら、ボディーランゲージを思い出し、どの様にお互いの体が話し合っているか見るのも参考になります。
まだまだ、たくさんありますが、この辺で!