結婚するには、お相手の心を動かさなくては成就しませんね。ではどうやって相手を動かすのか。その動かし方の天才から、少々学んでみましょう。
皆さんの中で営業に従事されている方、または管理職の方はデール・カーネギーをご存じだと思います。
有名な名著“人を動かす”の作者です。全世界で1500万部、日本でも430万部を売り上げました。自己啓発本の先駆的役割を担った人です。億万長者!
鉄鋼王でありカーネギーホルの創設者カーネギーとは別人ですからお間違えなく。
ところでこの“人を動かす”には3原則があります。
1. 批判も非難もしない。さらに苦情も言わない。
2. 率直で、誠実な評価を与える。
3. 強い欲求を起こさせる。
そして、次に“人に好かれる6原則”をあげています。
1. 誠実な関心を寄せる。
2. 笑顔で接する。
3. 名前は、当人にとって最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない。
4. 聞き手にまわる。
5. 関心を見抜いて話題にする。
6. 重要感を与えるー誠意をこめて。
ここまで書けば、何のために紹介しているのかお分かりになったと思いますが、勿論、皆さんの大事な“お見合い”“交際”“デート”のためです。
更にカーネギーは人を説得する12原則を上げています。
1. 議論に勝つ唯一の方法として、議論を避ける。
2. 相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
3. 自分の誤りを、直ちに、快く認める。
4. 穏やかに話す。
5. 相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶ。
6. 相手に喋(しゃべ)らせる。
7. 相手に思いつかせる。
8. 人の身になる。
9. 相手の考えや希望に対して同情を持つ。
10. 人の美しい心情に呼びかける。
11. 演出を考える。
12. 対抗意識を刺激する。
ここまでくればもう一丁。人を変える9原則。
1. まず誉める。
2. 相手には遠まわしに注意を与える。
3. まず、自分の誤りを話したあと、相手に注意を与える。
4. 相手に命令をせず、意見を求める。
5. 相手の顔を立てる。
6. わずかなことでも、全て、惜しみなく、心から褒(ほ)める。
7. 相手に期待をかける。
8. 激励して、能力に自信を持たせる。
9. 喜んで協力させる。
最後に最も重要な“家庭を幸福にする7原則”ウキペディアでは付録扱いですので、書かれていませんが。
1. 夫に口やかましく言わない。
2. 相手の長所を認める。
3. 粗探しをしない。
4. 相手をほめる。
5. ささやかな心づくしを怠らない。
6. 礼儀を守る。
7. 正しい性の知識を持つ。
久々に読み返してみて、如何に自分自身が実行してこなかったか、反省しました。奥さんごめんなさい!
ただ、1の口やかましい女房(相手の欠点を指摘する)には、偉大なるリンカーン大統領も家に帰りたがらなかったという逸話が残っていますね。
私は勿論、わが家が大好きです!!