セールスの営業スタイルと、結婚に至るまでの過程というものは非常に似ています。
誰でも初めてのお見合いは非常に緊張するものです。営業の世界でも初めてのお客様と会うということは、新米の営業マンでなくてもやはり緊張するものです。
では何故、緊張するのでしょうか?
緊張とはアガリの状態をいいます。あがりやすい人とあがりにくい人とがいらっしゃいますが、あがりやすい人の性格は、真面目で努力家、更に完全主義者的傾向があるので他人に自分の醜態を見せまいとする傾向があるようです。
要は“失敗したっていいや!”“駄目でもともとだもの!”と開き直ることです。いいとこ見せようとするからアガリます。
次にお見合い相手との距離感です。営業の世界でも2m以上離れた状態でお客と商談は出来ません。車を買うとか家を買うとかしたときに営業マンが近づいてきませんか?
アメリカの心理学者カーンの実験では、2.4mと50cmとの距離を設定して男女を遭わしたところ、50cmの近距離で話した相手の方が、親近感が湧き好ましい相手に思うという結果が出たそうです。お見合いだからと言って離れたところから話さないように気をつけましょう。
お見合いが成功したら交際に入りますが、次に交際の頻度をどうしたらいいかという問題にぶち当たります。これからお話しする事例もアメリカの心理学者ザイオンスの実験の結果ですが。
初めて会った時は何とも感じなかった人物でも、繰り返し会っているうちに、いつの間にかその人物が好きになるという現象を発見したそうです。この現象を“単純接触の原理”と言うそうです。
ですから最低でも週1回はデートすることをお勧めいたします。瞬く間に結婚されるカップルは週2回以上会っていますよ。
更に問題になるのがパーソナルスペース(個人空間)です。人によってこの空間に違いがありますが、概ね親しくなった男女間ではスペースが0になります。夫婦や恋人同士であればピッタリ寄り添っても違和感はありません。これが男同士であれば居心地の悪さ100倍です。
どのようにして交際相手とのパーソナルスペースを縮めていくか、ここにもテクニックが必要になるのかもしれませんね。
皆さん考えてみてください!
どうしても答えが出なければ、支部長なり店長に相談してください。
喜んでサポートしてくれますよ!
あなたのために!