ある時、突如として「コーヒーを飲んでいるチンパンジーを想像しないでください」と言われた場合、大勢の人は珈琲を飲んでいるチンパンジーを想像してしまいます。
自分はお見合いの席で緊張しやすいので「緊張しないようにしよう」と思えば思うほど、脳は緊張する指示を与えてしまいます。
また、お見合いの席で、「プロフィールのお写真はどうかと思ったのですが、現実の貴女はとてもきれいですね」と、ある男性が言いました。ところがお相手の女性は、私の事をブスと言ったと勝手に解釈されてしまいます。
あなたが前言を否定しても、脳は否定してくれないからです。
これもよくあることなのですが、交際中に過去の遍歴を交際相手に語ってしまう行為です。
「以前付き合った○○とのデートの……は、うんたらくんたら」お相手には「以前付き合った○○とのデート」がイメージされ、そのあと○○を否定しても後の祭りになります。
あなたは過去の事柄を否定するために語ったのですが、お相手にはそれは通じません。
ではどうすればよいのでしょう。
緊張の反対はリラックス。
「リラックスしよう」「リラックスしよう」と唱えるんです。お題目のように!
これで脳は「リラックスする」と理解してくれます。
更に「無言はまずい!」「何か話さなければ!」と思った時には、「話をしよう!」「話をしよう」と心の中で唱えます。そうすると脳は「話をする」と理解して自然に話し始めます。
「○○をしてはダメ!」「○○をしてはダメ!」と否定語を連発しても、私たちの脳は応答してくれません!
「遊んでばっかりでダメじゃないの!」「早く結婚しなさい!」といっても遊びはやめません。
それならば「結婚も頑張ろう!」と言った方がいいでしょう。
否定語で注意しても、何も結果は良い方に進みません!
「素晴らしいお見合い!」「楽しい交際!」「理想の結婚!」肯定語で前向きに行動しましょう!
「気持ちのいい婚活」、応援します!