お見合いやパーティーで異性と出会い、双方が気に入れば、お相手との交際が始まる訳ですが、この交際に入ってから失敗する方が結構大勢いらっしゃいます。
無口な方、しゃべり過ぎる方など諸々の原因で交際が終了してしまうのですが、此処で気を付けて頂きたいのが、「非言語的コミュニケーション」俗に言う「ボディ・ランゲージ」です。
本ブログ(ベルミー独自のブログ)で上梓させていただきましたが、新しい会員さんが増えている今、新しい視点から再度UPさせていただきます。
皆さんは交際に入ると、早速デートのお誘い(男性)をしますが、“僕にとってあなたは重要な方です”と口で言ったとしても、初回デートに「牛丼」チェーンでの食事では、お相手を重要視しているとは誰も思いません。
逆の立場で考えれば、高級そう(高級でなくてもいい)な店をチョイスしてくれれば、私の事を重要視してくれていると思うものです。(但し、行き付けないフランス料理店に誘うのはダメ。)チョイスしたお店に誘うのもボディ・ランゲージの一種です。
・プロクセミックス(proxemics;近接学)
人類学者のエドワード・T・ホールが提唱したものですが、個人距離(45~120cm)と密接距離(45cm以内)等がありますが、私達に関係するのは、お見合いでの距離と交際での距離です。
お見合いでの距離は、テーブルを挟みますから個人距離ですね。交際は勿論、密接距離にならなければなりません。
お酒が飲める相手であれば、カウンターの席で隣り合わせもいいでしょう。距離が縮みますから密接距離になります。デートしているのに個人距離では交際が深まりません。自然と45cm以内になれる場所なり場面を作ってみて下さい。
・人工物の利用
女性がアクセサリーを身につけたり、化粧をバッチリしてデートに臨んでいるならば、あなたに対して良い感触でデートに臨んでいるというシグナルになります。次回に繋がる可能性大です。
服装も大事な要件の一つです。お見合いの時にはカッコよくスーツ姿で極めたのに、デートの時にはGパン姿。彼女も同じようにGパン姿ならよいのですが、彼女はワンピースで来てしまいました。これでは交際終了になってしまいます。
勿論、女性がスエット姿で男性がブレザーと言う場合もありますが、これも同様にNG。服装も大事なコミュニケーション手段です。お相手との協調性が問われますから、事前に打ち合わせをして同じような服装で臨みましょう。
・身体特徴
若い方は、一般的にすらっとした身体をしています。遠くから見ても、独身であることが解るような体形をしています。そしてホルモンの分泌も活発ですから、自然の内に異性を惹きつける匂いを発しています。更に皮膚にも弾力ときめ細やかさがあります。これも大事なボディ・ランゲージなのです。
40歳台前後の方は、加齢臭に気を付けて下さい。男女関係なく匂ってきますので、オーデコロンなどをうまく利用してくださいね。周りの人はあなたに気を使って言わないだけかもしれませんよ。
特に男性は髪と髭(ひげ)、鼻毛にも注意しましょう。
・近言語
お相手がのんびり喋っているのに、こちらが早口ではテンポが合いません。相手のテンポに合わせるのも重要です。しかし、華やいだ雰囲気や若さを演出するのであれば、少し高めの声で話してみるとか、少し早く話したりすると場が盛り上がります。更に、笑い声は効果てき面です。
この人は歌が上手いなと感じるのは、その声にリズム感があったり、声に高低があるからです。常に同じビブラートは心地よく感じさせます。
少ない会話でも、お相手にとって心地よい声であればよいのです。
・身体動作
ニコニコ顔で美女をゲットした方、結構いらっしゃいます。それほど、笑顔はお相手を魅了する効果が満点です。
よく身振り手振りで話す方がいらっしゃいますが、話し言葉を補足するには最高の効果を発揮させます。私も営業マン時代には意識して利用していました。今は癖になってしまいましたが。
“目は口ほどに物を言い”と言いますが、お相手が安心するような優しい笑顔を、鏡の前で練習してみましょう。因みに私の得意技は“必殺ほほ笑み返し”でした。
・接触行動
混んだ横断歩道を渡るときに、女性の手を軽く握り一緒に渡ります。渡り終わったら手を離す。混んだエスカレーターに乗るときにも、軽く手を肩に回し、エスコートします。エスカレーターに乗ったら手を離す。スキンシップも大事なボディ・ランゲージの一部です。
出来ることならば、デート5回目までにはキスをしましょう。5回もデートして食事だけでは、飯友で終わってしまいます。男性は勇気を持って女性に迫りましょう。勿論、無理強いは逆効果になりますので、軽くアタックですよ。
女性の体調によっては拒否される場合がありますが、気にせず次回のデートでもう一度トライしましょう。2回もダメならすっぱり諦め、次のターゲットを探しましょう。
男性を主体に書いていますが、女性側が誘われやすいように演出するのもボディ・ランゲージですから、色々アレンジして楽しくトライしてください。完璧を目指さないでくださいね。1つだけでも実行して頂ければいいんですから。