先日、会員さんでも無く、入会希望者でも無い方からお電話を頂きました。
怒りの電話であり、ベルミーに生き霊(いきりょう)を飛ばしかねない(既に飛ばしているか!笑)勢いのお電話でした。
既に成婚退会された、ベルミーの男性会員の元カノジョとの事です。
彼女いわく「私と言うものが居ながら、何故、彼に結婚相手を探したんだ!ネットで騒いでやる!」という、いたってシンプルな内容でした。
以前ご紹介した“智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。”夏目漱石著「草枕」の有名な一節ですが。
お怒りの彼女にとっては“結婚相談所なんてさあ~、所詮持てない人の行くところさ”、“男と女、自然に結ばれるのが一番よね”と屁理屈(智に働けば)を並べ立て相談所に入会せず、婚期を逃しているようです。
“こんなに彼を愛しているのに、どうして他の女のところへ行ってしまったの!?”
お電話の内容から判断すると、彼は家の事情(家柄?)で彼女に別れを告げたようです。
彼の家は最近珍しい大地主。門から玄関まで100m近くある家。更に、親戚一門から視線が集まる家柄。
幾ら情に流されたからって、ある程度バランス感覚が働かなければ、惨めな思いをするのが落ち。
やれイケメンがとか、学歴がとか、年収がとか、色々言われる女性会員の方がいらっしゃいますが、この様な要求をされる方は、“自分は良い女ではないので、イケメンが良い”とか、“自分は頭が良くないので、彼氏には頭の良い方がいい”とか、“自分の家が貧乏だから、金持ちの家が良い”とか。
自分とのバランス感覚に乏しい方が見受けられますが、今回は正に典型的な実例の様な方でした。
人生というのは、一生の間、何があるかわかりません。どんなに頭が良く優秀な方でも、大きな問題に直面した時、その彼を支える妻の程度が低いため、うまく解決が出来ない!このような例で離婚する割合は、通常の離婚より多いという研究結果が出ています。
サラリーマン・公務員家庭で育った方は、サラリーマン・公務員に嫁ぐ方が、お相手と価値観が共有できます。
自営業者なり商売人の家に育った方は、自営なり経営者なりに嫁ぐ方が、価値観が共有できるようです。
恋愛の場合、違った環境、違った価値観の持ち主に心ひかれますが、愛を育む段階で躓きがちになります。一番大きな問題は、お金に関する価値観の違いです。これが違うと相手を信頼できません。信頼できない相手とでは愛は育みようがありません。
家柄が良い資産家ということは、財産を子孫に残さなくてはなりません。財産を残すためには贅沢を慎み、相続税を支払う為にお金を貯めなければなりません。並みの苦労ではありませんね。
表面的な事柄に目を奪われ、本質を見誤まれば苦労するのはあなたです。
男性から別れ話が出ているのに、女の意地を通そうとしても、そう簡単に通る話ではありません。意地を通して惨めになるより、自分に適したお相手を探すほうが、ずっと幸せになりますよ。
応援しますから、安心して私達のところに来て下さい!
幸せな結婚が待っていますよ!