自己を否定し社会を否定する。
秋葉原の連続殺人事件に代表される、通り魔連続殺人事件に登場する若者達は、押し並べて自己否定(生い立ち・環境)から出発し、社会を否定していくように見受けられます。
殺人鬼
清流にすむ魚は、汚れた川では生きていけません。彼らは清流に住む魚なのでしょうか?
イワナ
こうあらねばならない(理想)という自分と、現実の自分とのギャップに悩み、ついには自己を否定する。しかし、1度否定したその自己を守るために、悪いのは社会だ!と思い込み社会を否定する。そして凶行へ!
短絡的犯行。
私はどうしてモテナイノダロウ。
俺ってダメな人間だ!
TVに出ている皆は、明るくて美男美女なのに、自分はどうして?
自分はどうして結婚できないのだろう?
自分自身を嫌っている人が、他人を好きになるなんてことは出来ませんね。自分自身を認められるから、安心して相手に自分を紹介できるのです。
自分が好きだから自分自身を肯定できるんです。
この様に好ましい自分を作り上げた周りの環境に対して、感謝の気持ちが芽生え、他者をも信頼する気持ちが生まれてきます。
以前、ブログに書かせていただきましたが、私は若いころに自己否定(新左翼的自己否定論)をしていました。そして社会をも否定していた自分がありました。
自己否定から社会否定。どんどん奈落の底に沈んで行きました。最後はヤクザに追われるまでになった私。
そして、たどり着いた先は、九州の鹿児島でした。
此処の地で、自己否定の呪縛からやっと解放された気がしています。
実家に戻った後、社会を肯定してもう一度出直そうと、不動産業界に飛び込みました。これが今の自分に繋がっています。
自分を好きになれば、笑顔も自然に湧いてきます。鏡に映る好きな顔(自分)。
ティツィアーノ「鏡を見るヴィーナス」
良いではないですか!
明るい人が好みです!と言う人ほど、自分自身が暗いから!と答えます。
あなたが明るい人を望むなら、他人も明るい人を好みます。だとすれば、自分自身が明るくならなければなりません。
明るくなるには自分を好きになることです。そうすれば鏡の向こうの自分に対して、自然に笑顔が出てきます。なんて良い顔なんだろうって!
カラヴァッジョ 「ナルシスト」
但し、今現在自分が大好きな方は、此処までにしましょう。これ以上行きますとナルシストに陥りますから注意が必要ですね。
自己否定から自己肯定へ!自分自身がただ決断するだけで簡単に出来ます。
これで、結婚が早まるのであれば、ちょっと実行してみませんか?