お見合いをして、双方が気に入り、交際に入りました。そして翌日の夜に、男性側からお見合いのお礼と次回デートの約束を行います。
これが結婚相談所での、お見合い後のマナーです。
さて問題は、第一回目のデートが終了してからです。
仕事にかまけて翌週の土曜日に、彼女に電話してデートの約束を取り付ける男性が珠にいらっしゃいますが、積極さがないために、交際お断りのご連絡が入ってしまいます。
何故でしょう!
彼女からすれば、遅いお誘いなので、気がないのかと思い、女友達と遊びに行く約束をしたり、新たなお見合いを設定してしまいます。せっかく交際が上手くいき始めたのに、もったいないことです。
男性がプロポーズを中々しないものですから、女性側の気持が萎え、今回はお断りと連絡が入ることが稀にあります。これも積極性のなさがなせる業ですね。
物事、遅きに逸してしまったことにより、どのようなことが起きるか、特殊な事例ですがお話しますね。
1980年代、日本は空前のバブル景気に沸きかえりました。しかし、バブルは所詮バブルでしかありません。何時崩壊が始まるのか?これを当時私は非常に心配していました。不動産屋ですから当たり前ですね!
J・K・ガルブレイス著“大恐慌”昭和46年に初版され49年に増刷された本を20代の時に購入していました。1929年10月24日「運命の暗い木曜日」を検証した本です。1980年代当時、ガルブレイス教授を招へいして講演を聞いていた官僚・政治家は教授を信じていなかったようですね。1990年の10月に崩壊のトリガーを引いてしまいましたから。コンドラチェフの循環論(60年周期説)が随分喧伝されていましたが、ダメでしたね。
私は教授を信じて図書館に行き当時の新聞記事を探したりしていましたが、同時に日本の官僚も信じていましたので馬鹿を見てしまいました。まさかハードランディングさせるとは思っていませんでしたから。
バブル景気とは、1986年12月から1991年2月までの第11循環の拡大期に当たるそうです。
政府の発表は大体半年以上は遅れるもので、実際の崩壊は1990年5月でした。その当時は毎月不動産の動向を調査して、幾らで購入すれば儲かるかを生業にしていましたので、不動産の下落時期に関しては正確だったと思います。
この崩壊を予言していたのが、1987年に出版された、ラビ・バトラ著“1990年の大恐慌”です。この本の面白いところは、経済動向の数字を追うだけではなく、P・R・サーカの「社会周期の法則」も考慮に入れて崩壊を予測したところです。
サーカのいう4つの社会階級とは、軍人階級が法と秩序を維持し、知識人階級が哲学と宗教を提供し、利欲者階級は経済の運営に励み、さらに労働者階級は熟練を要さない仕事をするそうです。これが常に循環し社会を形成していきます。さすがインド人の教授です。
このバブル崩壊後、失われた20年を経験する訳ですが、マスゴミが最近また失われた20年を演出させようとしています。政府(財務省)、マスゴミがバランス論に固執し始め、中途半端な政策をしようとしています。
中途半端は何事にも失敗のもと!
もっとお相手に対して積極的になりましょう!
応援しますから!