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お見合いでの失敗例

中肉中背、年収もそこそこあり、大卒の彼氏。お見合いの申し込みをすると「OK」のご返事が。

 

さーて!お見合いだということで、スーツ姿もバッチリ決め、爪も勿論切り、鼻毛も処理して髭(ひげ)もそり、靴も光らせ髪型もOK。

 

颯爽(さっそう)とお見合いに臨んだ彼、お相手の女性との会話も弾み、笑顔でお見合いを終了しました。只、別れ際、彼女が怪訝(けげん)そうな表情を見せていたので、一抹の不安が残りましたが、まずは手ごたえ十分!

 

早速、翌日の昼までにはキチンと相談所に交際「OK」の連絡を入れました。完璧です!

 

ところが夕方に相談所から連絡が入り、お相手の女性から「お断り」のご返事。

 

何故なんだ!一体。会話も弾み、雰囲気も良かったのに。

 

今回は経営者同士が知り合いでしたので、お断りの内容を聞くことが出来ました。失敗の原因とは、お釣りにありました。

 

喫茶店でお見合いをしたのですが、帰り際、カウンターで支払いを彼女の分も含めて払おうとしたら、彼女が1000円札をそっと出しました。彼は何の気なしにそれを預かり、支払いを済ませ、気分よく彼女と別れました。

 

彼女は勿論お釣りを期待していました。しかし彼は何時もの割り勘癖が出てしまい、つい、お金を預かってしまい、浮き浮きついでにお釣りを渡すのを忘れてしまったのです。

 

山東京伝 割り勘の元祖

 

お見合いでは原則お茶代は割り勘ですが、実際の所得からいっても男性有利な世の中です。数百円位でしたら奢(おご)ってやってもいいのではないでしょうか。

 

ケチな男性は女性から1番嫌われます。結婚後の二人の生活に女性は不安を覚えるからです。

 

勿論、交際が始まってから奢(おご)られるのが当たり前という態度の女性は、男性からもっとも嫌われます。但し、20代前半の若い女性は……。悪しからず!

 

失敗例その2

30代半ばのごく普通の彼、当会員の彼女も顔写真付きプロフィールを見て、お見合い「OK」のご返事。早速、近隣の喫茶店でお見合いの手筈。

 

彼女もお見合いを過去数回程こなし、二人だけでのお見合いがスタートしました。

 

ところが10分もしないうちに、先方の男性から当社に何とヘルプの電話が掛かって来ました。話が続かないので助けに来てほしいとの依頼でした。

 

急いで駆け付けると、彼氏は頭真っ白状態で、緊張の面持ち。

 

しょうがないので、彼氏にお見合いでの準備に関してお話をして、お帰り願いました。

 

彼女は非常に性格の穏やかな方でしたから、怒りもせずその場を収めてくれました。勿論これほどの彼女、直ぐに別の男性と交際に入り、結婚されました。婚活中の良い思い出になったそうです。

 

お見合いを1回目から成功させるのは、よほど話し上手な方です。一般的には成功・失敗を繰り返して、結婚へと進んでいきます。

 

他者の失敗から何かを学び、1日も早い結婚へと結び付けてください。

 

陰ながら、私たちも応援しますよ!