皆さんのお父さんお母さんは、恋愛結婚ですか?それとも見合い結婚ですか?
私の両親は戦後間もない頃でしたから、勿論お見合い結婚でした。
母親が近所の親父の家に米を届けに行き、その時親父の顔を見て婚約成立に至ったそうです。
両家の親同士で既に結婚話は成立していたようですが。
大正・明治と遡(さかのぼ)っても、更に江戸時代にまで遡っても恋愛結婚より見合い結婚のほうが多かったようです。
まして大店(おおたな)や武家ではお見合い結婚が当たり前でしたから、当時恋愛結婚のノウハウ本はなかったと思います。なかったと思いますと私が弱気なのは、江戸時代には江戸の住宅(武家)地図が既に販売されていたからです。
ところが最近は、お見合い結婚をセッティングしてくれる、会社の上司とか親戚や近所の世話焼きおばさんが撃滅してしまい、簡単に結婚する道が塞がれてしまいました。
敗戦後、恋愛をしてから結婚に至るノウハウが確立されていないところに、さあどうぞ!と来ましたから、頓珍漢なプロポーズが増えてしまいました。
最近の調査では、再婚者の男性が、初婚の女性と結婚するケースが増えたために、未婚男性の割合が増えているというデータが出てきています。
口説かれる(女性)のが当たり前の世界が現実化してしまい、口説き文句を言い出せない男性には、陽が当たらないご時世になってしまいました。
ではどうするか?
女性がハードルを下げるしかありません!
“君、可愛いね!”しか言えない男性に対して、言葉のリードをするしかありません。
男性の場合、下半身に力が入ってしまうと脳に対する血流量が不足してしまい、言語障害を起こします(冗談です)。
脳内シナップス(脳梁)が男性は女性と違い細く出来ているために、感情を担当する右脳を使い始めると言語を司る左脳が停止状態に近くなってしまいます。ですから感情が高ぶると話すことができなくなります。
女性は右脳と左脳を同時に使うことができますので、感情が高ぶってもその感情をストレートに話すことができます。ですから男性がコメディアンのように話ができないのは、私に興味がないから話さないと結構誤解してしまいます。話さないのではなく話せないんです。
緊張すると話せないなんて、男としてだらしがない!と責めるのは簡単ですが、脳の構造上話せないのが男性であると認識してください。男性の緊張や貴女に対する高ぶりをほぐせば話ができるようになります。
女性が男性に対するハードルを少し下げてくれれば、成婚が増えると思います。
応援します!