婚活婚活と世間では騒がしいですが、婚活市場の実態を知る人は、実際のところそう多くはありません。
婚活するにはお金がかかりますが、その金額もピンからキリまで多種多様です。出会い系からセレブ狙いまで、それぞれ自分の目的により進む方向はまちまちです。
その中で無料を謳い文句にしているところがあります。
それは公共機関で運営している結婚相談です。
先日、当社のアポインターが、近隣市町村役場の結婚相談業務に長年勤めていたという人と電話で話し合いました。
市町村ですから無料とのことで、会員数は約500名。年1・2件の結婚が決まっていたそうです。毎年100名ほどが入れ替わったとして、何と成婚率は1・2%。空前絶後の成婚率です。
後の98人は結婚出来ず来年も登録されたまま、翌年その中から1名の結婚が決まってくれたら、再来年には97名が結婚出来ずに残ります。更に翌年に1名が決まったとして……。
ほぼ半永久的にほとんどの人が結婚出来ません。
そりゃあそうでしょう!
クレームなく無事に役所を定年退職できれば、高額の年金が貰える公務員が相手ですよ!あなたのために全力で尽くしてくれる方々ではありませんよ!
こうして、もっとも大事な結婚適齢期を無事に外し、私は結婚出来ないダメな人間だと落ち込む方が出てきてしまいます。
実際、現代社会では男女が結婚を前提に出会える場が減って来ました。以外に思う方がいらっしゃると思いますが、以前地方では、地域社会が男女の仲をうまくサポートしてくれるシステムがありました。それは盆踊りであったり、社内結婚の奨励であったり、世話焼きからの縁談であったりしました。
この様なシステムが機能しなくなった現代に、お相手との縁がなくなったのは当たり前で、結婚出来ないのは若い人たちの責任ではありません!
このような時代に、公務員に結婚の世話をさせるなんて、狂気の沙汰としか思えません。
1市町村で500名というとんでもない人数を登録してもらいながら、年1・2件の成婚で担当者は10数年その部署で働き、無事退職金を頂くとは正に詐欺です。責任感のかけらもありません。
私たちもこの業界に入りたての頃は、成婚率は高くありませんでしたが、研鑽を重ねることにより、
2018年での実績は、
お見合い成立:99.8%(ご入会3か月)
成婚率:83.9%(2018年1年間の成婚退会数÷総退会数)
男女をただ合わせるだけのシステムでは結婚は決まりません。人間そんなに単純ではありません。複合的に考えるのが普通の人です。
ただ霧の中でもがいている方々に、私たちは的確なアドバイスをするだけで、その方は霧が晴れたように自助努力で結婚されていくだけです。それによって、成婚率が80%以上に高まります。
無料で公的機関でというだけで、大事な結婚適齢期を無駄に過ごすのは、「タダより高いものはなし!」の典型でしょう。
私たちは何時でも応援しています!