昔々学校では、世の中、男女平等で、何でも平等で在らねばならない的な教育をしていましたが、現在はどうなんでしょうか。
男女平等と教わってきたあなた、現実は男女公平を目のあたりにして、どう対処していいか悩んでいませんか?
そこで今回は2回に分け、男性の脳を知ることで、男女の違いを勉強してみたいと思います。
これは「ロケットニュース24」に以前掲載されていたものですが、なるほどと思うものが多いので、皆さんと一緒に考えてみたいと思い転載をしてみました。
その1:より感情的
一般的に女性の方が感情的だと思われている。しかし、ある研究機関の調査から、乳幼児の段階では、男の子の方が女の子より感情的な反応や表現をすることが判明している。
そして、別の調査から大人でも男性の方が感情的であるという結果が出ている。「女性の方が感情的に見えるのは、男性が感情を隠すことに長けているから」であるという。
男性は成長の過程で、男性的でないという理由から、感情を隠すことを学ぶようになる。そして、押さえつけられた感情は、「戦うか逃げるか」という反応を呼び起こし、危機的な状況での対処能力を向上させる。
■その2:より孤独に弱い
『The Male Brain(男性の脳)』の著者であり、カリフォルニア大学医学部の教授であるローアン・ブリゼンディーン博士によると、孤独は肉体的にも精神的にも健康を損なう要因であり、とりわけ年配の男性には大きなダメージとなる可能性があるとのこと。
男性は女性より、孤独を回避する手助けを拒む傾向にある。そして、そのことがより孤独を進行させ、社交的な思考回路に否定的な影響を及ぼすことになる。
女性と同居したり安定的な関係を持つことは、男性の健康を維持する上でとても重要なことで、不安から来る神経症を減少させるホルモンの分泌レベルを維持でき、最終的に長生きに繋がる。
男性の生殖腺にとっても女性の存在は良いことである。雄ネズミは雌ネズミがそばにいることで、孤独な場合と比べ繁殖能力を長く維持できることが研究で報告されている。
■その3:共感より解決策
多くの研究から「女性は男性に比べ、より同情的」と報告されているが、「これは全くの誤解」とローアン博士は反論する。誰かが悩んでいたり問題を抱えていた場合、男性も女性と同じように共感を覚える。しかし男性の場合、同情するよりも何とか問題を解決しようとする脳の働きが活性化される。それは脳全体を「Google検索」しながら解決策を模索しているような状態であり、決して親密性がないわけではない。
■その4:視線が女性に向かうのは生まれつきの習性
男性の性ホルモン「テストステロン」は、攻撃性や敵対心を刺激する。しかし、それはまた性欲の源でもある。そして、その性ホルモンは女性と比べ6倍も多くの量が静脈を流れ、欲求を制御する脳の機能を麻痺させる。男性が女性をイヤらしい目つきで眺めるのは、飛行機の自動操縦と同じで、どうすることもできない。ただ、ひとたび女性が視界から消えると、その女性のことは忘れてしまう。
■その5:縄張り意識
進化論的に言えば、縄張りを守ることは男の一つの役割である。人間についてはまだ研究の余地が残っているが、他の哺乳類では、縄張りを守ることに関する脳の領域が雌と比べ雄の方がより大きくなっている。
女性にも縄張り意識が備わっているが、恋愛や縄張りが危険に晒された時、男性はより暴力的な行動に出る。
本当かなと思う方もいらっしゃると思いますが、相手に同情するより、解決策を考えたり、いやらしい目つきをしたりは、わたしでも未だに日常的に行っています。