お見合いというのはお相手である女性(男性)から先ず好かれることから始まります。そして最終的には結婚へと誘(いざな)う。なんだか世間一般の営業の世界とよく似ていますね。
営業の世界では「努力」すれば成功するとよく言われます。果たして本当でしょうか。
努力というと足を棒のように運び、一生懸命に飛び込みをする姿が目に浮かびます。物が不足し誰しもが新しい物を欲している時代であれば通用した営業活動でしょうが、飽食の時代にこれだけでは成績が上がらないと思います。
なにしろ動け!なにしろ働け!では営業マンは潰れます。
お見合いも同じように数をこなせばいつか成功するだろうで、本当に良いのでしょうか。そこには知恵が必要だと思います。
営業の世界でも成績の優秀な者は、第一に外見から入ります。目の鋭いものは、伊達メガネ(レンズなし)を利用しますし、相手に威圧感を与えないように茶系スーツを多用したり、業種によっては清潔感を出すために紺系を使用します。
フワフワ顔であれば、きりっと見せるために紺系のスーツを着てみたり、または坊ちゃん風をそのまま見せるのであれば茶系か明るいダークもいいかも知れません。手に持つバックにも気を使うのが常識です。
相手から如何に好印象を勝ち取るかが勝負の決めどころです。
髪型、服装、小物に至るまで、相手から好印象を得るように変化をさせます。そして自分に合った形を作り上げます。楽しいですよ!新しい自分の発見!
お見合いは第一印象(初頭効果)が大事です。このとき得点が高ければ後々のデート・結婚に優位に働きます。是非、外観に気を配り初対面での好印象を確保してください。
次に大事なのは相手に合わせる話し方です。
営業の方で早口の方がいらっしゃいますが、テンションが高い同士ではよいでしょうが、一般的には受けがよくありません。ゆっくり話す人にはこちらもゆっくりと話すのが基本です。
お見合い相手でも同じことが言えます。初対面ではしゃべらない相手に一方的に話すのではなく、相手のペースに合わせてこちらも間をおいて話す工夫が必要です。デートに入ったら徐々に敬語(尊敬・謙譲・丁寧)から一般的な話し方(ため口)に変えませんと、双方の距離が縮まらず破談してしまいます。
特に男性は縦社会に暮らしていますので、敬語が当たり前。年下の女性からため口で話されると調子が狂うとは思いますが、慣れることが肝心です。男性から徐々にため口を使いましょう!(40代男性は上司風にならないように)
一つ一つのお見合いを大事にして、創意工夫をすることこそ、「努力」するということだと思います。あなたも優秀なお見合い上手になってくださいね!
応援します!