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折半と自信!?

カニに指を挟まれる少年 パオリーニ
カニに指を挟まれる少年 パオリーニ

お見合いの度にお断りされる男性会員の方がいらっしゃいます。連続4回。

 

出来るだけ干渉することは避けようと思っているのですが、根っからのおせっかい焼きが高じて結婚相談所を営んでいる関係上この事態は捨てておけず、会員さんから事情聴取(探偵気取り 笑)。

 

いろいろ聞いていく内に一つの謎が解けました。

 

会の規則ではお見合いのお茶代は折半が基本ですが、この基本ルールに縛られるマニュアル人間が大体お見合い後、断られる男性です。

 

女性会員が初めてお見合いする場合、美容院に行って髪を整えます。美容院代〆て2・3万円掛けています。ところがお相手の男性はいつものスーツ姿、この日のための出費は切符代以外は0円。そしてお茶代は折半。

 

逆の立場であれば怒るのが当たり前です。お見合いでの相手の状態だけ見て、陰に隠れた相手の努力を見落としているからです。想像力の欠如。相手は私のために一杯お金を使ってお見合いに臨んで来てくれているのだな!と勝手に思い込んでいる方のほうがモテマス。

 

それは自分自身に対する自信の表れだからです。女性は案外自信家の男性に弱い。

 

プライドが高い男性は嫌われますが自信家は好かれます。

 

ひとつ目が折半。二つ目が自信のなさ。

 

“どうもこの人から断られそうだ!”だからお金がもったいないのでお茶代は折半。ところがお相手からすると1・2度お会いしただけでは相手が分からないから、取りあえずは交際OKと思っていた矢先に、お茶代折半。

 

すごい人になると彼女にお釣りは返さないは、領収書を貰うは。これでは断られるのが目に見えています。

 

相手が自分に好意を持ってくれた。だからお茶をおごってあげる。これが普通です。深く考える必要はありません、男女の仲は単純です。自信のない方は相手の好意のわずかなサインを見逃してしまいます。何しろ“俺なんか好きになってくれる人なんかいやしない”と常ずね思っているから、大事な時にチャンスを見逃してしいます。

 

単純馬鹿と思われようが、“俺はモテルンダ!”と自信のない方は自己暗示をかけてください。呪文のように!